木曜日、朝9時にGleacher CenterのStudy Roomに集合。午前中に授業のある一名をのぞき、みんなLapTopを広げてスタンバイOK。昨晩それぞれがインプットした3社のデータ、情報をもとに引き続きどの会社にProposalを出すか議論する。
私の主な担当は、各社のビジネスプランのモデリングとValuation。当初、メンバーの中にVenture Capital出身者がいたため、彼がこの作業をやるのかと思っていたら、「VCは受け取った事業計画を評価するけど、あまり自分から作ることはないんだ」ということで、私がやることに。
3社ともに事業計画のフォーマットや、情報の密度が全くことなるため、バランスシートも含め様々なassumptionsをおきながら共通のフォーマットに落とし込む。そしてまずはDsicount Cash FlowでだいたいのValuationの目安を決める、その後、Capital IQ等のデータベースから上場している類似会社のFinancial Dataを集めまくり、株価等に係るMultipleからValuation rangeの裏づけをとっていく。
こう書くとすぐに終わりそうだが、まずは会社から受け取った事業計画をそのまま受け入れるかどうかで議論が続く。この過程であまりにも楽観的な計画と判断した1社を選定からはずす。メンバーから私には、「ここをこう変えたらValuationはどうなる?」とか「もし成長率をここまで落としたらMultipleとの比較でどう?」といったリクエストがどんどん飛んでくる。そして上場企業との比較において、もう1社が脱落。やはりニッチ市場向けで成長率に疑問があることや、比較可能な上場企業が少ないことがネックになった。
この時点で既に夜の9時。学校がもうすぐ閉まることから、その後私のマンションの共有スペースで議論を継続することに。絞り込んだ1社はビジネスモデルもある程度確立していたものの、事業計画が難解で、重要なコスト項目について、その後も議論が続いた。同時に私を誘ってくれた中国人とVC出身者で先方に提示するTerm Sheetの骨格も議論する。また明日のQ&Aセッションで絶対に聞かなければならい事項もリストアップ。全ての作業を終えて眠りについたのがまた3時半・・・。明日は6時起き・・・、2個の目覚ましをセットして眠ることに。