今、戦略論の本を読んでいるのだが、なんと上中下巻の3冊セット!なぜこんなものを読み出したかというと、春学期に履修していたCompetitive Strategyが面白かったので、もう少し補強しておきたいと思ったからと、2年生でも各学期に最低ひとつは戦略系の授業を履修しようと思っており、それに少しでも役に立てば、と思っているから。
本を読んでいると、当然授業で学習したことがぽろぽろと出てくる。しかしつくづく思うのだが、本はくどくて冗長。。。教科書的な要素が強いので、多くの理論や最新の研究成果を反映していることもあり、やむを得ない側面もあるのだが、教授が30分でさっと説明したものが、なんと1章40ページを使って書かれていることもある。そして定着も悪い。。。
もしかして、私が受けた教授がすごいのかな。Chicago Boothはあまり戦略というイメージはないが、この教授、Harvard出身の若手で、ミクロ経済学のフレームワークをベースにしながらも、Caseをpracticalな視点でさばいていく。最初の授業からCold Callをしまくったので、毎回かなり気合を入れて準備をせざるを得なかったが、おかげでStudy Groupでもかなりいい議論ができたと思っている。
読み始めると眠くなるのだが、3冊を夏休みの課題図書と思って忍の一字で読んでいこう。